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ビール×メキシコ料理のペアリングを楽しむ!東京・日本橋「ØL La Cabina」で乾杯♪

「ØL La Cabina」のタップ

「ØL La Cabina(オル ラ カビーナ)」は、クラフトビールと本格メキシコ料理のペアリングを楽しめるビアホールです。
オフィスビルが立ち並び、神社が点在する東京・日本橋小伝馬町にお店を構えています。

今回は「ØL La Cabina」で、珍しいクラフトビール2種類と、メキシコで愛される伝統料理をいただきました。
お店の情報とともに、魅力をたっぷりお伝えします♪

ノルウェーにあるブルワリーの直営店「ØL La Cabina」

「ØL La Cabina」は、ノルウェーの首都オスロにあるブルワリー「OSLO Brewing」の直営店です
渋谷にあるビアバー「ØL by OSLO BREWING CO.」の2号店として、2022年にオープンしました。

コンセプトは、北欧の豊かな文化や自然と、それがもたらす洗練されたクラフトビール・カルチャーを東京で体現すること。
店名に入っている「ØL(オル)」は、ノルウェー語でビールを意味するそうです。

また「ØL La Cabina」の料理を手掛けるのは、Netflix「タコスのすべて」に登場したメキシカンシェフなんだとか!

ノルウェー×メキシコ×東京がクラフトビールで繋がる、オリジナリティに溢れたお店です。

「ØL La Cabina」の店内

天井が高く明るい店内は、ゆったりとした時間が流れる居心地の良い空間。
お客さんや店員さんは外国人が多く、英語での会話も聞こえてくるため、海外にいるような気分になります♪

アクセス情報

「ØL La Cabina」は、東京メトロ日比谷線・小伝馬町駅より徒歩5分の場所にお店を構えています。

住所:東京都中央区日本橋小伝馬町16-12 T-PLUS 1F

「ØL La Cabina」の外観

通り沿いの壁はすべてガラス張りとなっており、開放的な雰囲気なので、初めてでも入りやすいですよ♪

定休日はなく、営業時間は10時から23時まで。金曜日は24時まで開いているそうです。
最新情報は、「ØL La Cabina」のInstagramよりご確認ください。

20タップの個性豊かなクラフトビール

店内のカウンター越しに存在感を放つのは、20のタップと可愛らしい手書きのメニュー。

「ØL La Cabina」のタップ

ホームである「OSLO Brewing」をはじめ、国内外のブルワリーから厳選されたクラフトビールがずらりと並びます。

どれを飲もうか悩んでいたところ、店員さんがおすすめを丁寧に教えてくれました♪
今回いただいたのは、おすすめの中から「珍しい!飲んでみたい!」とチョイスした2種類のクラフトビール。

“COTTON”(ZERO IBU Style Pale Ale)

1杯目に選んだ“COTTON”は、北海道のブルワリー「HOP KOTAN」が手掛ける、IBUがゼロのペールエールです。

▼Smallサイズ(税込950円)

クラフトビール「COTTON」

IBUはビールの苦みを測る単位で、数値が大きいほど苦みが強くなります。
つまり“COTTON”は、苦みがゼロのビールということです…!

ホップの苦味を出さず、香りだけを抽出する特殊な製法で作られているんだとか。

名前のとおり、コットンのように軽やかな口当たりで、トロピカルな爽やかさと甘みを感じられるフレッシュな味わいです。
アルコール度数5%で飲みやすく、メキシコ料理とのペアリングを楽しむ前に飲み干してしまいそう。

苦みゼロながら、ホップの香りがしっかりとしているので、スパイシーな食事に合わせてもバランスが取れる1杯です♪

“AGUA CHILE”(CHILE CUCUMBER LAGER)

2杯目の“AGUA CHILE”は、モリタチリ(乾燥唐辛子)・キュウリ・乾燥トウモロコシを使ったラガー。

▼Smallサイズ(税込950円)

クラフトビール「AGUA CHILE」

「ØL La Cabina」と、山梨県のブルワリー「万珍醸造」のコラボビールです。

モリタチリは、タコスなどのメキシコ料理にかけるソース「SALSA ROJA」に入っているもの。
そしてトウモロコシは、トルティーヤを作るときに使うものなんだとか。

メキシコ料理とのペアリングのために生まれたクラフトビールですね…!

アルコール度数4.5%、IBU19の“AGUA CHILE”。
口に含むと、モリタチリのスモーキーで深みのある風味が広がり、ゴクリと飲めばキュウリの瑞々しさに包まれる不思議な味わいです。
遅れてじんわりとやってくるモリタチリの辛さがクセになります♪

メキシコで愛される伝統料理「Huevos Rancheros」

ランチメニューの「Huevos Rancheros(ウェボス・ランチェロス)」は、メキシコで朝食として愛されている伝統的な料理。

ランチメニュー「Huevos Rancheros」

目玉焼き・アボカド・サワークリーム・ピクルス・トマトサルサ・パクチー・日替わりのお肉などが盛られた、カラフルなプレートです。
辛さが異なる3種類のソースをお好みでかけられます。

3種類のソース

写真右の「SALSA ROJA」は、赤い見た目が辛そうですが、焼き玉ねぎの甘みとトマトの酸味に、にんにくを効かせたマイルドな味わいです。
コラボビール“AGUA CHILE”の原料である、モリタチリが入っています。

真ん中のソース「FAKE GUACAMOLE」は、ズッキーニのコクと、ハバネロのピリリとした辛さのバランスがちょうど良い中辛。
「EL DIABLO」はハラペーニョやハバネロの辛さと、焼きにんにくの風味がマッチしていて、病みつきになる激辛サルサです。

「Huevos Rancheros」のポーク

日替わりのお肉はポークかチキンとのことで、ポークをチョイスしました。
香ばしく焼き上げられたポークは、ホロホロやわらかな食感。
香り豊かなスパイスの風味で、パクチーやアボカドにもよく合います♪

「Huevos Rancheros」のフリホレスとトルティーヤ

目玉焼きの下には、黒いフリホレスとトルティーヤが隠れています。
フリホレスは豆をペースト状にしたもので、筆者は初めて出会いました!

一皿でさまざまな味わいや食感を楽しめて、すべてが美味しい「Huevos Rancheros」。
クラフトビールとのペアリングはもちろん、ソースやサワークリームで味変したり、半熟の黄身やサルサをポークに絡めたり…。
ボリューム満点でしたが、ペロリと完食です。

グラスに残ったビールをグイッと飲み干し、スパイシーな余韻に包まれつつ、ごちそうさまでした♪

クラフトビール×メキシコ料理でパワーみなぎる!

スパイスの香りと刺激で、食欲もパワーもみなぎる本格メキシコ料理。
「ØL La Cabina」が厳選したクラフトビールと組み合わせれば、その美味しさがより引き立ちます。

平日はハッピーアワーを実施しており、オープンから18時まではSmallサイズ100円引き・Largeサイズ200円引きです。
早い時間からビールを飲む開放感と、オトク感を味わえますよ♪

「ØL La Cabina」のカウンター

「ØL La Cabina」は、ドリンクやフードをカウンターで注文するキャッシュオンスタイル。
1人ランチやカジュアルなデートなど、さまざまな場面で気軽に利用できます。

食べたことのない料理に出会いたい人や、クラフトビールとメキシコ料理のペアリングが気になる人は、ぜひ一度訪れてみてください♪

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